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ほうれん草の種まき


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ヤマザキは、『美味しい商品は、美味しい素材から』という考えのもと、農業から取組んでいます。
2014年に設立した静岡の農業生産法人「株式会社アグロ・ヤマザキ」では、農地を借りてサトイモ、大根、キャベツ、かぼちゃ、人参などの野菜を栽培し、収穫した野菜は、新鮮なまま工場に運び、自社製品に使用しています。

今秋から、ほうれん草の試験栽培を始めます!ほうれん草の栽培は、今回が初めてのため、種まきの条件や使用する肥料の条件を変えて試験を行い、様々な条件下でデータを取ります。

今回は、静岡県御前崎市の畑で行った種まきの様子をご紹介します!

こちらの畑は面積約8aで、以前には、春にかぼちゃ、冬には人参を栽培しました。自社の堆肥工場で作った堆肥を畑に混ぜて、土壌改良から取組んでおり、徐々に土の質が改善されています!

こちらの機械で種まきをします。以下3つの工程をこの機械一台で行っています!
① 土を混ぜる
② 「シーダーテープ」を敷く
③ ほうれん草の種を発芽しやすくするため、土をかぶせて強く押す!これが重要!

「シーダーテープ」とは・・・?
水溶性のテープ(フィルム)やバクテリアに分解される不織布のテープのことです。このシーダーテープに種をまきつけて、種まきをします。

なぜシーダーテープを使用するのかというと・・・
(1)適切な間隔(5cm)で種をまくことができるため、“たくさん生える新芽を引き抜く「間引き」”という作業を省略することができる!
(2)一直線上に芽がでて、生育するので、日当たりや通風が良く均一な生育が期待できる!
…などなど、作業効率をアップさせてくれる優れものです!

種まきをした後には、こちらの小さい機械で「緑肥」の種をまきます。御前崎の気候は、風が強いので、風除けのために緑肥は大活躍します!


「緑肥」とは?
栽培したい作物の風除けのためと、緑肥をそのまま田畑に混ぜこみ、土の中の微生物が増えることで、土の状態が良くなる=土壌を改良する効果があります。

ほうれん草の種まきは、10月上旬に行い、来年1~2月に収穫予定です。
今回の試験栽培で、どのような栽培条件であれば、加工に適した柔らかさや甘みになるのかを研究し、“ヤマザキが求める美味しいほうれん草”の栽培技術確立を目指しています!

今後も、畑の旬な情報を配信していきますので、お楽しみに!