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かぼちゃとの格闘


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 いつの間にか、かぼちゃは世界を駆け巡るようになりました。ハウス栽培などから始まり、日本の南から北へ走り抜けていたかぼちゃはいつの間にか地球規模で適地適作を確立し、日本からニュージーランド・メキシコと一年中、生鮮が手に入る野菜へと変身しました。日本は今、冬を迎えようとしていますが、ニュージーランドはこれから夏になろうとしています。この地球の気候変化を利用すると、かぼちゃは燃料の無駄などして施設で作らなくても年中生が手に入るようになりました。また保鮮技術の進歩で、冬至のかぼちゃも生から煮あげられるようになりました。

 手鍋の煮物から初めて35年、かぼちゃのサラダ・煮物の難しさは身にしみて感じてきました。長年の格闘の結果、北海道のかぼちゃ栽培、ニュージーランドのかぼちゃ栽培など若干の知見を得て、この12月からかぼちゃサラダ、かぼちゃの煮物の本格製造販売に取り組もうと考えています。まだまだこれから修行の段階ですが、これまで原則としてきた「粗原」(手付かずの原菜)からの取り組みをかぼちゃでも実現できるよう努力してまいります。

 「粗原」での集荷体制と保鮮技術の組み合わせにより年中「生」から立ち上げるかぼちゃのサラダ・煮物をもっとおいしく経済的にご利用いただけるよう研究を続けてまいります。